「スピード」制作過程③
「スピード」をメインテーマにしたイラスト制作工程の続々編です。「スピード」テーマのキャラ―クターイラスト制作過程記事は今回でラストとなります。この記事では①ラフからの清書、②完成後の色調補正を行います。
清書過程
前回のラフが完成したので、そのラフを清書していきます。人の顔や髪、手の形、服の影など人物全体と、 スクールバッグや自転車のハンドルなど、形をしっかり整えたい部分や質感を出したい部分を特に意識して塗り込んでいきます。
視線がいって目立つ場所は、その中でも特に力を入れて清書していきます。基本的にそれにあたる場所は、顔の周辺といわれています。 今回もそれに倣って、顔回りは特に力を入れて描き込んでいます。
清書後の色調整
清書が終わった後、時間をおいてイラストを再確認します。清書後に時間をおいてイラストを確認する理由は、客観性を上げ、 冷静な修正を行うためです。イラスト完成直後は、イラストレーターの達成感がピークに達しているため、 細かい部分を見落として完成の余韻に浸ってしまいがちです。それを避け、冷静な判断で修正を行うために完成直前の調整前後には時間を空けるようにしています。
今回のイラストの場合は、全体のコントラスト、特に背景の黒が弱かったため、 上のイラスト比較のようにコントラストを上げています。ちなみにコントラスト上げにはトーンカーブを利用しています。 その後ブレーキのチューブを描いていなかったことに気付いたので追加し、 また、カゴのハイライトを追加して今回のイラストは完成となりました。
体調を崩して次回の案が浮かばないため、浮かび次第お知らせしていこうと思います。その際はよろしくお願いいたします。お楽しみに!